審美歯科
審美歯科について

当院では、美しさと機能性を兼ね備えた笑顔を実現するために、幅広い審美歯科サービスを提供しています。先進の技術と高品質な素材、そして個別対応のアプローチを組み合わせ、自然で美しい仕上がりを目指しています。
当院の審美歯科の特徴
個別対応の治療計画
患者さま一人ひとりの笑顔は独自のものであるため、審美的な目標や歯の健康状態、個人のご希望をしっかりと理解したうえで、オーダーメイドの治療計画を立てています。

先進技術の導入
デジタルイメージングやCAD/CAM技術などの最新のツールを使用して、審美修復の精度と効率的な治療を実現しています。

高品質な素材
耐久性があり、天然の歯に近い見た目を再現できる素材を使用し、長持ちし、審美的にも優れた結果を提供しています。

快適で丁寧なケア
患者さまの快適さを最優先に考え、リラックスできる環境と優しいケアで、毎回のご来院が心地よい体験になるよう努めていま
す。

被せ物の種類
インレーとは
インレーは、セラミック、コンポジットレジン、または金属で作られるカスタムメイドの詰め物で、歯の尖った部分(咬頭)の内側に収まり、歯の構造と機能を回復します。従来の詰め物よりも耐久性に優れた選択肢です。

クラウンとは
クラウン(冠)は、損傷または虫歯が進行した歯を完全に覆い、形やサイズ、強度を回復するための補綴物です。クラウンは、大きな虫歯がある歯や根管治療を受けた歯、ひび割れや摩耗が見られる歯に使用され、自然な歯と調和するようにカスタムデザインされます。

ブリッジとは
ブリッジは、失われた歯を補うための歯科補綴物で、1本以上の人工歯が隣接する健康な歯にかぶせたクラウンによって固定されます。ブリッジにより、咬合の機能と見た目が回復し、周囲の歯の移動を防いで正しい咬み合わせを保つことができます。

補綴物の説明
セラミックインレー、セラミックアンレー
セラミックインレー、アンレーは、噛む面の小から中程度の虫歯や損傷を修復するために、歯の咬頭の内側にぴったりと収まるようにカスタムメイドされた詰め物です。自然な見た目と耐久性があり、従来の詰め物の美しい代替修復となります。
メリット
- 天然歯にかぎりなく近い色なので目立たない
- 金属アレルギーの心配がない
- 生体親和性に優れている
- 変色がない
- プラークが付着しにくく虫歯になりにくい
デメリット
- 素材が固いので、咬み合う歯を傷つけることがある
- 保険適応外のため治療費が高くなる
セラミックオクルーザルベニア
セラミックオクルーザルベニアは、噛み合わせ面を覆うセラミックです。根管治療を行った歯の硬組織の大部分を保存できる場合、通常の保険診療で行う銀歯よりも大幅に歯質保存することが可能です。また、歯ぎしりや摩耗により削れてしまった歯を保護するために使用され、歯の高さを回復し、機能と見た目を改善します。
メリット
- 天然歯にかぎりなく近い色なので目立たない
- 金属アレルギーの心配がない
- 生体親和性に優れている
- 変色がない
- 銀歯のクラウンよりも大幅に歯質温存が可能
デメリット
- 素材が固いので、咬み合う歯を傷つけることがある
- 保険適応外のため治療費が高くなる
セラミッククラウン
セラミッククラウンは、損傷または虫歯の進行した歯を完全に覆い、形状、サイズ、強度を回復するための修復物です。自然な歯の色や透明感に合わせてデザインされており、見た目の良さが求められる部位に最適です。セラミッククラウンは生体親和性が高く、耐久性もあり、審美的に優れた結果を提供します。
メリット
- 天然歯にかぎりなく近い色なので目立たない
- 金属アレルギーの心配がない
- 生体親和性に優れている
- 変色がない
- プラークが付着しにくく虫歯になりにくい
デメリット
- 素材が固いので、咬み合う歯を傷つけることがある
- 保険適応外のため治療費が高くなる配がない
接着ブリッジ
接着ブリッジは、失われた歯を補うための低侵襲なオプションです。従来のブリッジのように隣接する歯にクラウンを装着する必要がなく、周囲の歯の裏側にセラミックのフレームを接着して、自然な歯の構造をできるだけ多く残すことができます。侵襲が少なく、審美的な解決策をお求めの方に最適です。
メリット
- 天然歯にかぎりなく近い色なので目立たない
- 金属アレルギーの心配がない
- 生体親和性に優れている
- 変色がない
- プラークが付着しにくく虫歯になりにくい
- 従来のブリッジと比較して歯質の削除量が極めて少ない
デメリット
- 接着のみで維持するため強い咬合力がかかる場合は適用できない
- エナメル質が多く残存している場合、動揺がないなど、症例が限定される
- 保険適応外のため治療費が高くなる
症例
歯周病による歯ぐきの後退を
改善した症例
結合組織移植術(CTG)+根面被覆術
主訴
「歯ぐきが下がって見た目が気になる」「冷たいものがしみる」
下顎前歯の歯ぐきの後退が気になると来院された患者様の症例です。
診査・診断
- 下顎左側中切歯に歯肉退縮と根面露出を認める
- 歯周病が進行し、歯ぐきのボリュームが減少
- 見た目の違和感と知覚過敏の症状がある状態
治療方針
まずは**歯周基本治療(スケーリング・プラークコントロール)**を行い、炎症をコントロール。
その後、審美性と知覚過敏の改善を目的として、以下の外科的治療を実施:
- 結合組織移植術(CTG)
- 根面被覆術(Root Coverage)
治療の流れ(写真つきで掲載)
1枚目:術前 / 術後の比較

2枚目:初診時の状態

3枚目:歯周基本治療終了時の状態

4枚目:手術中(CTG実施時)

5枚目:術後の状態(回復後の歯肉ライン)

◆ 術後の変化
- 歯ぐきの厚みと高さが改善
- 根面が覆われ、見た目も自然に
- 知覚過敏も軽減し、快適に
- 患者様にも大変ご満足いただきました
◆ 治療の詳細
項目 | 内容 |
---|---|
治療名 | 結合組織移植術+根面被覆術 |
担当医 | 院長 野川博史(補綴専門医) |
治療期間 | 約2ヶ月(初期治療を含む) |
費用 | 約110000円(税込) |
保険適用 | 自費診療 |
◆ リスク・注意点
- 術後に腫れ・出血・痛みが一時的に出ることがあります
- 移植組織の定着には個人差があります
- 正しいブラッシングと定期的なメンテナンスが大切です
◆ コメント
歯肉退縮は審美性の低下や知覚過敏だけでなく、歯の寿命にも関わることがあります。
このような外科的治療で改善が可能なケースもありますので、お悩みの方はぜひご相談ください。
当院では、専門的な歯周治療にも対応しています
- 補綴専門医による審美と機能を両立した治療
- マイクロスコープやラバーダムを活用した精密治療
- 再発を防ぐためのメンテナンス体制も万全
お気軽にお問い合わせください。
[お問い合わせフォーム] または [ご予約ページ] よりご連絡いただけます。