部分入れ歯の寿命はどれくらい?作り直しのタイミングと費用を徹底解説!

「今使っている部分入れ歯、そろそろ替えどきなのかな?」
「作り直しにはどれくらい費用がかかるんだろう?」
そんな疑問をお持ちの方へ、今回は歯科医の視点から、部分入れ歯の寿命や作り直しのタイミング、費用の目安について詳しくご紹介します。
◆ 部分入れ歯の寿命は?
一般的に、部分入れ歯の寿命は3〜5年程度といわれています。
ただしこれはあくまで目安で、以下の要因により寿命が短くなることもあります:
- 長年の使用による変形や劣化
- 歯ぐきや顎の骨の形の変化
- 金具のゆるみや破損
使用頻度や清掃の習慣、定期的な調整の有無によっても寿命は大きく左右されます。
また、保険適用のレジン義歯と、自費の金属床義歯では耐久性も異なります。
◆ 作り直しのタイミングとは?
以下のような症状が現れたら、作り直しを検討しましょう:
- 噛み合わせが合わない
- 外れやすい、違和感がある
- 詰まりやすい、食べにくい
- 金具が変形・破損している
- 入れ歯が変色して見た目が気になる
違和感を我慢して使い続けると、残っている歯に負担がかかってしまうこともあります。
◆ 費用の目安は?
保険診療(3割負担)
- プラスチック義歯:5,000〜15,000円程度
- 修理:数千円〜
※6ヶ月以内の再製作には制限があります。
自費診療
- 金属床義歯:10〜30万円程度
- ノンクラスプデンチャー:8〜20万円程度
審美性・耐久性・装着感に優れています。
◆ 修理と作り直し、どちらが良い?
状況 | 修理 | 作り直し |
---|---|---|
バネのゆるみ・小さな破損 | ◯ | △ |
噛み合わせが悪い | △ | ◯ |
長年使用で変色・摩耗 | △ | ◎ |
顎・歯の状態が変化 | △ | ◎ |
まずは歯科医院での診査が必要です。
◆ よくある質問
Q. 保険と自費の入れ歯の違いは?
→ 材質・寿命・快適性に違いがあります。
Q. 入れ歯の修理は何回でも可能?
→ 修理を重ねると強度が落ちるため限界があります。
Q. 定期検診は必要?
→ 半年に1回の点検で長持ちさせることができます。
【野川デンタルオフィス浦和美園】
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