前歯が黄ばんでる?ホワイトニングで白くするステップと注意点

鏡を見たときに「前歯が黄ばんでる気がする…」と感じたことはありませんか?
毎日きちんと歯を磨いていても、加齢や食生活などによって少しずつ歯の色は変化します。
歯の黄ばみは清潔感の印象を左右するため、気になって来院される方が増えています。
今回は、前歯が黄ばむ原因と、ホワイトニングで白くするための方法・注意点を解説します。
■ 前歯が黄ばむ主な原因
歯の黄ばみには大きく2つのタイプがあります。
1つは外因性の着色、もう1つは内因性の変色です。
外因性の着色は、コーヒー・紅茶・ワイン・カレー・タバコなどに含まれる色素(ステイン)が歯の表面に沈着することで起こります。
一方、内因性の変色は、加齢による象牙質の色の変化や、神経を失った歯(失活歯)の黒ずみなど、歯の内部の色が変わることで起こります。
特に前歯は人目につきやすいため、少しの変色でも気になりやすい部分です。
■ ホワイトニングで白くする3つの方法
前歯の黄ばみを改善するには、原因に合わせたホワイトニング方法を選ぶことが大切です。
- オフィスホワイトニング
歯科医院で行う方法で、濃度の高い薬剤を使い短時間で白くできます。
1回の施術で効果が出やすく、「すぐに白くしたい」という方に向いています。 - ホームホワイトニング
ご自宅で専用のマウスピースに薬剤を入れて行う方法です。
低濃度の薬剤を使用するため時間はかかりますが、自然で後戻りしにくい白さを得られます。 - ウォーキングブリーチ(失活歯の漂白)
神経を取った歯の黒ずみには、通常のホワイトニングでは効果がありません。
歯の内部に薬剤を入れて内側から白くする「ウォーキングブリーチ」を行います。

■ ホワイトニングの基本的な流れ
- カウンセリングと色調確認
- 歯のクリーニング(ステイン・歯石除去)
- ホワイトニング剤の塗布(またはマウスピース装着)
- 光照射や薬剤反応による漂白
- アフターケアと色の定着確認
治療前のクリーニングをしっかり行うことで、薬剤の効果を最大限に発揮できます。
■ ホワイトニング後の注意点
施術直後の歯は色素を吸収しやすいため、24時間ほどはカレー・コーヒー・赤ワインなどの色の濃い飲食物を控えましょう。
また、知覚過敏のような「しみ」が一時的に出る場合がありますが、数日で自然に落ち着くことがほとんどです。
白さを長持ちさせるためには、定期的なメンテナンスと毎日の丁寧なブラッシングが欠かせません。

■ まとめ
前歯の黄ばみは、生活習慣や加齢によって誰にでも起こる自然な変化です。
しかし、ホワイトニングを行うことで本来の白さを取り戻すことができ、笑顔の印象が大きく変わります。
患者さま一人ひとりの歯の状態や希望の白さに合わせて、最適な方法を選ぶことが大切です。
野川デンタルオフィス浦和美園では、
オフィスホワイトニング・ホームホワイトニング・ウォーキングブリーチの3種類すべてに対応しています。
前歯の黄ばみや変色が気になる方は、お気軽にご相談ください。
